子育て中の悩みのトップに食い込んでくる「ママ友問題」
ママ友付き合いがめんどくさい、ママ友と考えが合わないなど、モヤモヤした気持ちを抱えている人はとてもたくさんいます。
この記事では、面倒なママ友付き合いをうまく交わすコツについてお話していきます。
めんどくさいママ友の行動・特徴
まず具体的にどんな行動がめんどくさいと感じるでしょうか?性格や環境により様々ありますがおおまかに次のような行動にまとめることが出来ます。
- 自慢話やマウンティングで自分優位に見せようとする
- 過度に頼ってくる、便利屋扱いされる
- 家に来たがったり、頻繁に食事に誘われる
- 噂話が好きで、陰口や悪口を平気で言いふらす
- 人の家庭について詮索してくる
- 商品やネットワークビジネスの勧誘をしてくる
- Lineなどで必要以上に絡んでくる
- 考えや価値観を押し付けてくる
この行動を全てしているわけではないですが、一つでも執拗にしてくるようであればアラートサインです。
見て見るとわかりますが、こんなことをしてくるママ友はあなたのことを「友達」だとは思っていません。
これらの行動がめんどくさいと感じてしまう原因は何なのでしょうか。
次からはその原因について掘り下げていきます。
ママ友がめんどくさい原因
ママ友付き合いが面倒だと感じるのには「相性が悪い」ことに原因がある場合が多いもの。本当に価値観も考え方も似ている人であれば、相手がママ友でも話していて楽しいし、交流したいと感じます。
ママ友づきあいがめんどくさいな、と感じるときは、自分と相手にどんな違いがあるのか考えてみましょう。
ママ友と生活スタイルや価値観が違って面倒くさい
めんどうなママ友とは、生活のスタイルや価値観が合わないことが圧倒的に多いです。例えば、相手のママ友に対してこんな違和感を持ったことはありませんか?
・お金をかけるところが違う
・子育ての方針が違う
・洋服や趣味など個人的趣味が違う
・好きな話題の内容が違う
ママ友同士という関係は、お互いの違いに目をつむって「うんうん」「そうだよね」と共感しながら話すものです。
すると、生活スタイルや子育ての方針など、価値観の違いを感じても、相手に合わせて共感し続けなければなりません。
本音を隠して相手に合わせることは、当然精神的ストレスになります。
ママ友との家族構成が違って面倒くさい
お互いの子供の兄弟の人数や性別、同居している家族構成が違うと、話が合わなくなりがちです。
ママ友に求めるものは、お互いに「共感」ですよね。厳しい子育ての悩み、家庭の悩みを話し合い「分かる!」と共感し合うのがベストです。
しかし、兄弟関係や家族構成が違うとどうしても共感できない部分や、理解しにくいところがあるものです。
ママ友の誘いを断りにくくて面倒くさい
ママ友という関係は、大人同士の気が合うことや、好き嫌いだけで繋がるのではありません。
ママ友を作る目的は、子供同士の繋がりを持たせることや、孤立しないためでもあります。
するとどうしても、それほど相性の良くない人同士でも友達関係を作らざるを得ないのです。
そんな背景を無意識に理解しているため、気の乗らない誘いや会話にも乗っかってしまいがちなのです。
ママ友に疲れたら付き合いを続ける必要はない
結論から言うと、面倒なママ友付き合いを無理して続ける必要はありません。
めんどくさい、気が進まないと感じるその直感を大切にしてください。もし今の関係に疑問を感じている段階であるなら「子供がいなくてもこの人たちと会うかどうか?」を考えてみましょう。
子供のために我慢して会う、断ると自分の立場がどうなるか不安だから我慢する……そんな気持ちはとてもよくわかります。
しかし、その気持ちを我慢して続けても、最終的に得られるものはありません。「あぁ、あのときもっとうまくかわしておけば……」なんて思うこともあります。
面倒なママ友を明るくかわす鉄則
ママ友付き合いからうまく離れる方法について考えてみましょう。このとき大切なのは、あくまでも「明るく」振舞うことです。
ママ友を笑顔でかわす
誘いを断るときや、立ち話の輪から抜けるときなど、決して嫌な感情を出さないように注意しましょう。
同じことをしていても「嫌悪感」が見えてしまうことで、相手の気に障ってしまいます。とにかく笑顔で「ごめんね~!」と明るくかわすのが大事なポイントです。
ママ友からの誘いを断ったあとは、振り返らない
ママ友誘いを断った後や、ママ友の輪から離れた後は、どうしてもその人たちにどう思われたかどうか気になってしまうものです。「悪く思われたかな?」「もっと上手な言い方ができたかも……」そんな風に、考え過ぎのループに陥ってしまうことはありませんか?
この振り返るクセは、あなたの心に大きな負担をかけています。断ったあとは「過ぎたこと」として振り返らないようにしましょう。
心に思っていないことはママ友同士でも言わない
ママ友同士の会話では、心にないことを言わないように気を付けましょう。例えば、お誘いを断るときに、罪滅ぼしのような気持ちで「また誘ってね」「また今度」などと言っていませんか?
相手を不快にさせないために、本当はもう関わりたくないのに「また」という言葉を付け足していることがよくあります。
また、ママ友や相手の子供に対してお世辞を言ったり、相手の機嫌をとるような言葉をかけたりするのは、後々付き合いをやめにくくしてしまう原因になります。
ママ友付き合いに疲れる前に、自分をしっかり持とう!
面倒なママ友付き合いには、無理して付き合う必要はありません。実は私も、6人のママ友グループに入って苦労した経験があります。
思い切って輪を抜けてみたところ、私のことを本当に好きでいてくれるママ友さんは、そのあとも度々連絡をくれました。私が抜けたことを気に入らないと感じた人とは、自然に縁が消えていきました。
大切なのは、ママと子どもが両方笑って、自然に過ごすことです。子供のためと思って、ママが苦しんでいたら本末転倒です。適度に距離感を保ち、自分をしっかり持っておくように、少しずつ考え方を変えていきましょう。