母親なのに子供が嫌い!?悪循環を解消して楽になる考え方

母親なのに子供が嫌い!?悪循環を解消して楽になる考え方

自分で産んだ子供なのにどうしても、可愛いと思えない。心から好きだと思えない。あなたは、このような深い悩みを抱えて、困っていませんか?

子供を産んだのは自分なのに、明るく優しい母親になれないことに、罪悪感を持ってしまっている方は少なくありません。ちょっとしたイライラをぶつけてしまう自己嫌悪ではなく、もう投げ出したい、子供に接するのが怖いところまで追いつめられている場合もあるのです。

この記事では、そんな行き場のない気持ちを受け入れます。そして、原因を突き止めて、今よりほんの少しでも楽になれるよう、改善策を一緒に考えていきましょう。

育てにくい!接し方がわからず「子供が嫌い」になっていませんか?

子供を設ける前、妊娠中に思い描いていた「子供」のイメージと、実際の我が子の現状に、大きなギャップを感じている方は少なくありません。
あなた自身、子供を育てるのはこんなにも大変なのか、こんなにもうまくいかないものなのかと、毎日愕然としているかもしれませんね。

子供とはこういうもの、という定義はありません。大人しくて聞き分けのよい子もいれば、自我やこだわりが強く、試行錯誤を重ねても、思い通りに育たないということは往々にしてあることです。

しかし「理想の母親像」や「親子の温かい空気」という、理想のイメージはとても強いもの。
「ストレスや疲労を感じても、子供の寝顔を見るだけでそんな悩みは一瞬にして吹き飛ぶものよ」あなたはそんな、理想の親子関係にうんざりしているのではないでしょうか。

誰もが、子供の笑顔ですべてのネガティブな感情を清算できるわけではありません。できる人の基準に、できない人が必死になって合わせることで、できない人の苦しみは倍増していきます。まずは「母親たるもの、どんな苦痛を味わってでも子供をかわいいと思うべき」という考えを捨ててみましょう。これは決してあきらめて子供を見放すことではありません。母親としての自分の苦しみを認めて、次のステップに進むために、自分の感情を思いっきり肯定してあげてください。あなたはこうして悩んで、自分がこれからどうすればいいかという答えを探しています。ひとりで抱え込まず、一緒に考えていきましょうね。

なぜ、自分の子供が嫌いなのか?育児がつらい原因をつきとめよう!

あなたは、お子さんのどんなところが嫌いなのでしょうか。「自分の器が小さいから
」「母親としての自覚が足りないから」という考えは、まず捨ててください。
子育ては母親が耐え忍んで頑張ればいい、という単純なものではありません。子供との関係がうまくいかない理由は、実はもっともっとたくさんあるのではないでしょうか。

原因①子供への接し方、育て方がわからない

あなたは、子供が癇癪を起したり泣き止まなかったりするときに、どんな対応をすればいいのか、もう分からなくなっているのではありませんか?
なぜ我が子は、何もかも思い通りにいかないのか、すぐに怒ったり泣いたりと感情を爆発させるのか、その理由も対処法も何もかもわからないという不安に駆られていないでしょうか。

一般的な子供と比べて、育てにくい子供や、欲求の表し方が上手ではない子は非常にたくさんいます。しかし、そんな悩みを周囲に話してもなかなか真剣に聞き入れられないことも多いでしょう。

・泣いて甘えてくるのなんて可愛いじゃないの
・大きくなったら今の悩みすら愛おしく感じるもの
・健康ですくすく育っているんだからいいじゃないか

そんな、当たり障りのない助言しかもらえないことはとても多いものです。あなたはそんな慰めのような言葉ではなく、何がどう大変で、どうしたらいいのかわからず途方に暮れているんですよね。

まずは、自分の子供が「育てにくい子だ」と自覚する必要があります。健康で純粋無垢な存在であるのは百も承知。それでも、手がかかって育てるのが大変な子供であると、認めましょう。そして、どんな時に自分が子供に対して嫌悪感を持ってしまうのか、改めて振り返ってみてください。

原因②育児の相談ができる人や、苦悩を話せる人がいない

あなたには、子供の言動や自分の素直な気持ちを話せる人がいますか?ご主人は、あなたの気持ちを理解してサポートしようとしてくれているでしょうか。また、自分の両親や親せきなど、困ったときやしんどいときに子供を預けられる人がいますか?

悩みを誰にも話せない、というのはとても危険です。特にこのような、人に話しにくい内容、話したら批判されてしまうかもと感じるような内容は、なおさら周囲の人に相談できないものですよね。そして自分の中にどんどんストレスと罪悪感が溜まっていくのです。きっと、誰にも言えないからこそ、このページを読んでくださっているはずです。

あなたは真面目で、一生懸命な人です。子供をかわいく思えないのはいけないこと、もっといい母親になりたいという気持ちが、人一倍強い人なのかもしれないのです。

原因③疲労や育児ストレスが毎日溜まり続け、消化されていない

育児の疲労やストレス、溜まっている家事、うまくいかない人付き合い、頼れる場所や信頼して話せる場所がない……
そんなときでも、朝は毎日やってきます。たまった疲労が抜けないまま、やらなければいけないことが残ったまま、新しい1日を迎えなければならない。あなたはそんな状況に陥っていませんか?

自分の自由な時間はおろか、毎日のやるべきことも全てできていない。そして、容赦なく泣いたり怒ったりする子供。こんな状況で、子供が癇癪を起せば「この子は自分を苦しめようとしているのでは?」とさえ思ってしまっても当然なのです。

原因④子供が嫌いだと思ってしまう自分が、嫌い

子供が可愛く思えない。子供が嫌い。そんな気持ちがに心の片隅に、チラチラと見えます。それを見ない振りして、また頑張ろうとしています。でもやっぱり優しくできないし、子供が憎いとさえ思ってしまう。この繰り返しによって、あなたは自分自身のことを「ダメな人間」「悪い母親」と印象づけていっています。

子供を愛せない自分を、さらに自分で批判している自分がいるのです。この無限ループのような状態で、あなたはまずます自信を失っているのかもしれません。

自分の子供が嫌い!こんな苦しい育児を抜け出すには?

毎日毎日、自分の子供が嫌いであるという「気持ち」を突き付けらて、あなたは完全に自信を失っています。それはあなたが悪いのではなく、子供が悪いわけでもありません。では、この辛い現状を改善するにはどんな方法があるのでしょうか。

方法①誰かひとりでもいいので、本音を打ち明ける

まずは、あなたが子育てで感じている不安や、子供との関り方に不安があることを誰かに打ち明けてください。あなたは、弱音を吐かず、いつも笑顔で笑っているような母親像を理想の母親と信じているかもしれません。でも、その気持ちを隠したままでは絶対にダメ。
友人知人、ネット上のフォーラムでもいいです。誰かにありのままの気持ちを聞いてもらいましょう。

方法②紙やノートに、ありのままの気持ちを書きなぐる

誰にも話したくない、受け入れてもらえる気がしないという理由で、誰にも相談できないという人もいます。話ができないのなら、紙に書きましょう。

今日あった出来事、つらかったこと、自分が思っていること、本当はどんな子育てがしたいのか……なんでもいいので、思うままに紙に書きなぐってください。

これは、エクスプレッシブ・ライティングという心理療法の手法です。後から読み返すと、自分の気持ちが理解しやすくなり、その気持ちをどう変えていけばいいかもわかるようになります。いつでもどこでも、誰でもできる簡単な方法です。自分の悩みや、子供の言動を書き起こし、可視化することで気持ちが落ち着いたり、冷静になったりします。

方法③子供の様子が気になるときは、専門機関に相談して!

子供があまりにも手がかかって接し方がわからないときは、地域の保健センターや小児科医など「発達」に関する専門家に相談してください。
子供が思い通りにならない、意思疎通が難しいと感じて悩んでいるときに「発達障害」と診断されるケースは少なくありません。 発達障害といっても程度はさまざまですし、みんな誰しも生まれ持った「気質」を持っています。そのバランスやレベルが、少し偏っていたり突出していたりする場合に「発達障害」という診断を受けるのです。発達障害についての書籍や情報も多く出回っています。勘違いしてはいけいことは「発達の問題は誰しもが抱えるものであり、特別なことではないということ。あなたの子供が人より劣っているという考えをしないように注意してくださいね。あなたの子育てがうまくいかない理由や、子供への接し方がわからないという悩みへの「解決策」がそこにあるかもしれないのです。

方法④少しでもいいので、気分転換をすること!

気分を変えることや、環境を変えることは心に大きなよい影響をも当たらします。子供が嫌い、可愛くないという問題とは別に、あなたは自分の時間や、自分の気持ちに従って行動する時間を作ってみましょう。

パーソナル心理学の分野では、自分で何かを決めたり、選んだりすること、つまり「自分の人生をコントロールする実感」が持てないと、心や体が不健康になることがわかっています。
つまり、母親が自分の気持ちを無視して子供優先で暮らすことは、自分の人生を生きていないような感覚になってしまうことがあるのです。1ヶ月に1回でも、1日数時間でもいいので、自分の好きなように過ごす時間を設けてください。

・夫や家族
・友人
・保育園のショートステイ
・ファミリーサポート
・シッターサービス

このような人や場所を利用して、子供を預けることは決して悪いことではありません。がミリーサポートやシッターサービスは特別な理由がなくても、預けることができます。理由なんてなんでもいいです。「自分の時間が欲しい」というのは立派な休息の理由になりますよ。

あなたは自分の子供が嫌いなのではなく、悩み過ぎているだけ!

子供をかわいいと思えない理由は、実際に嫌いだからではありません。うまくできない自分や、接し方がわからないこの状況に苦しめられているだけです。

まずは、自分の感じていることが「罪」ではないことを自覚してください。そして、悩みを吐き出しましょう。「自分はダメな母親なのだ」という思い込みを解かない限り、関係は変わりません。自分の心や今の状況を少しずつ見つめ直すことで、この悩みは改善していくのではないでしょうか。

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