幼児からできる!親子で挑戦する子供の手芸

幼児からできる!親子で挑戦する子供の手芸

ママが手芸をしている姿を見て育った子どもは、手芸に興味をもちはじめます。手芸に限らず、もの作りや読書、スポーツや料理など、親が興味をもっているものに子どもも興味をもつのは自然な流れだと言えるでしょう。
いきなり針やミシンを使って作品作りをするのは難しいですが、幼児から挑戦できる手芸もたくさんあります。今回は、手芸を通して子どもに身につく力と、おすすめの手芸を紹介します。

手芸を通して身につく力とは?

手芸は細かな作業が多いため、手先の器用さが身につくことは言うまでもありません。大人になってから手芸を始めようと思っても、指先が思うように動かず苦戦することがあります。子どもの頃から手先を器用にしておくことによって、手芸以外の分野にも生かされるでしょう。
また、子どもの頃に指先を使うことは、脳の発達にも良い影響を与えることが知られています。目の前の作業に集中してコツコツと取り組むと同時に、全体のバランスを意識しながら仕上げることは難しいものです。指先を通して運動野を刺激するだけでなく、複数の作業を並行して行う「同時処理」と呼ばれる能力が育つでしょう。
他にも、作品のデザインを考える芸術的なセンスや、完成まで諦めずに作業を続ける忍耐力も養われます。作品が完成したときの達成感は、特に印象深い記憶として子どもの心に残るでしょう。

針や糸を使わないフェルトマスコット

「初めて手芸に挑戦する」という幼児は、針を怖がるかも知れません。そんなときは、初めての手芸が楽しい記憶として残るよう、針や糸を使わない「フェルトマスコット作り」がおすすめです。作り方はとっても簡単。子どもが好きな絵本やアニメのキャラクターを、トレーシングペーパーやクッキングシートなどへ「写し絵」にします。できた型に合わせてフェルトを3枚程度カットし、手芸用ボンドで貼りつけるだけで完成です。色を変えたフェルトで服を着せたり小物をもたせたり、工夫次第でカラフルなマスコットができあがります。裏に安全ピンを付けてバッチにすることもできますし、台紙に貼りあわせて大きな作品に仕上げることも可能です。親子でアイデアを出し合い、創造力を育みましょう。

はぎれを活用したくるみボタン

ママも手芸好きなら、はぎれを活用したくるみボタン作りはいかがでしょうか?今は、100円ショップにも様々なサイズのくるみボタンキットが売られています。「ボタンのサイズに合わせて生地を切り、布とボタンパーツを組み合わせるだけ」と、作り方もとても簡単。慣れれば子どもひとりでも作ることができるでしょう。
できたくるみボタンは、そのままおままごとのアイテムとしても使えますし、ヘアゴムやヘアピンと合わせて髪飾りにしたり、裏に強力磁石を貼ることでかわいいマグネットにしたりすることもできます。上手に作れるようになったら、柄の出方を考えて生地を切ることにも挑戦しましょう。見通し力を身につけることができます。

器用さと根気が身についたら…ビーズアクセサリー

ビーズアクセサリーは女の子の憧れ。ある程度の器用さと根気強さが身についてからチャレンジしましょう。ビーズアクセサリーの魅力は、「思い通りの作品が作れること」。ビーズの大きさや色、形など、自分好みのビーズ選んで黙々と糸に通す時間は、子どもにとってもキラキラと輝くものになるはずです。
子どもだけでネックレスやぶれスレッドを作るのはもちろん、ママと協力してワイヤーを使った立体作品を作るのもおすすめです。ティアラやキーホルダーなど、幅広い作品が可能です。ビーズアクセサリーは特に、「完成を見据えて全体のバランスを見る力」を育む手助けになるでしょう。

針と糸を使ってポケットティッシュケース作りに挑戦

小学校入学以降、ある程度の手先の器用さと針に対する恐怖心がなくなったときが、本格的な手芸に挑戦するタイミングです。まずは、まっすぐな並縫いだけで簡単にできる、ポケットティッシュケース作りがおすすめです。
布端には、あらかじめ裁ち目かがり(ジグザグ縫い)の処理を済ませておきましょう。まち針が怖いときは、代わりにクリップで布同士を合わせます。それでも布がずれて上手く縫えない場合は、縫い代に両面テープを貼っておく方法もあります。縫い目が飛んだり荒かったりしてもきちんと使えるメリットがありますが、あまり強力すぎるテープを貼ると縫いにくくなってしまうため注意してください。

手芸を通して親子の特別なコミュニケーションを

以上、手芸を通して子どもに身につく力と、おすすめの手芸を紹介しました。
作り方を教えたり、より美しく仕上げるための方法を考えたり、親子で取り組む手芸は特別なコミュニケーションの時間になります。例え、上手くできなくて子ども自身が苛立ったとしても、ママは温かく見守りましょう。完成した作品を誰かに紹介したり、プレゼントしたりしながら、手芸の楽しさや魅力を感じてほしいですね。