子どもがご飯を食べない5つの理由と対策

子どもがご飯を食べない5つの理由と対策

「子どもがご飯を食べない」というのは、特に、離乳食期から幼児食期の子どもをもつママからよく聞く悩みです。一生懸命作った食事を食べてもらえないと、ショックで落ち込んでしまうこともあるでしょう。
どうしてご飯を食べてくれないのでしょうか?今回は、子どもがご飯を食べない理由を5つ紹介します。

おやつ・間食取り過ぎを控える

子どもがご飯を食べない理由としてまず思い浮かぶのが、間食の取り過ぎです。食事からの摂取カロリーは低くても、お菓子やジュースなどの間食からカロリーを摂取していることがあります。特に、朝ご飯をあまり食べないから午前中にお腹が空いて間食を取り、そのせいで昼食が食べられず、また3時の間食をたっぷり摂り、夜お腹が空いていない…といった悪循環を生み出しやすい問題でもあります。子どもにとって間食はエネルギー摂取のために必要なものですが、そのせいでご飯が食べられなくなっては本末転倒です。間食の内容や量もしっかりとコントロールし、初めに決めた量以上は与えないようにしましょう。また、現代社会は飽食であると言われ、空腹を感じる機会そのものが減っている傾向にあります。たまには「お腹がペコペコな状態」を経験し、ご飯を食べられる喜びを感じましょう。

運動量が少ないので外遊びをする

間食の量が多くなくても、運動量が少ないと当然お腹は空きません。特に家の中での遊びが好きな子どもや、夏や冬など外で遊びづらい季節になるとご飯を食べなくなる子どもは、運動量が足りていない可能性があります。また、「公園で食べるお弁当ならよく食べる」という場合も、いつもと違う雰囲気だから食べるのではなく、たくさん体を動かしてお腹が空いたから食べているのかもしれません。体を動かすとご飯をよく食べるようになるだけでなく、体が丈夫になったり心の発達にも良い影響を与えたりします。積極的に外へ遊びに行ったり、室内でできる運動あそびを取り入れたりして、運動量を増やしてみましょう。

食事環境が悪いのを改善

テレビがつけっぱなしになっていたり、食卓テーブルの上が散らかっていたりすると、子どもは食事に集中できません。遊び食べやながら食べの原因となり、結果的にご飯の量が少なくなってしまいます。逆に、食事マナーに厳しすぎたり、食事中のおしゃべりが一切禁止されていたりするなど、緊張状態になってしまっても、子どもはご飯をあまり食べられないでしょう。家族全員が明るく楽しい気持ちで、そしてリラックスした状態で食卓に向かえるよう、食事環境を整える必要があります。

他への興味を食事に集中させる

特に1~2歳までの子どもは、食事よりも遊びへの興味が大きいことがあります。「ご飯を食べるよりもおもちゃで遊ぶ方が楽しい!」という子どもが珍しくなく、すぐに食卓から降りて遊んでしまうこともあるでしょう。この場合、食事の前にはおもちゃを片付けて見えない場所へ隠したり、食器の数を減らして遊び食べができないようにしたりすると、改善することがあります。また、こういった問題は一過性のものなので、成長に従って自然と食べるようになることも多いです。ある程度は仕方のないものとして受け入れながら、少しでも食事への興味が芽生えるような働きかけをしましょう。ママに余裕があるときは、見た目がかわいい食事プレートを作ってみるのもおすすめです。

子どもが生まれもった個性・気質に合わせた環境を作る

間食の量や運動量、食事の内容や食事環境にも気を付けているのに子どもがご飯を食べない場合、それは子どもが生まれもった個性や気質なのかもしれません。大人でも、たくさん食べる人もいれば少食の人もいます。子どもだって同じように、食に対する個性があって当然です。つい育児本や幼児食の本を見て「基準量」を調べ、その通りに食べさせようとしてしまいますが、上手くいかないからといって自分や子どもを責める必要はありません。なにかのタイミングで急に食べるようになるかもしれませんし、もしかしたらこのまま少食の大人になるのかもしれません。それでも、「子どもが元気で健康なら大丈夫」という気持ちで見守りましょう。
あまりに少食だったり偏食だったりして、健康や成長に不安を感じる場合は、一人で抱え込まずに医師や保健師などへ相談してください。

食事量だけでなく生活全体を見直そう

以上、子どもがご飯を食べない理由を5つ紹介しました。
子どもがご飯を食べないと、つい食事の内容に問題を感じてしまいますが、運動量や間食の状態など、食事以外の部分に問題があるのかもしれません。食事だけでなく、生活全体を見渡して改善点がないか考えてみましょう。
また、すでに工夫や努力を重ねているママは、あまり頑張り過ぎず、あたたかい気持ちで見守るようにしてください。ママの心が穏やかだと食事の雰囲気も優しくなり、自然とご飯が進むかもしれません。時には外食やレトルト食品にも頼りながら、毎日の子どもの食事と向き合いましょう。