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【夕飯どうする!】主婦の「ご飯作りたくない」は冷食・惣菜でもOK。育児とのバランスを賢い手抜きで解決!

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この記事を書いた人
夏野 新さん【心理カウンセラー】

虐待防止や家庭環境についての専門家。心理カウンセラーの資格を活かしながら「妊娠、出産、育児」といった女性向けのサポートをするための情報を発信しています。2児の子どもを育てながら、2019年には自身の書籍「世界が変わる! アダルトチルドレンの自己観測」を出版し、悩みを抱えるご家庭への問題解決に尽力しています。

主婦業をしている方なら「夕飯どうしよう」「ご飯作りたくないな……」と思ったことがない人はいないはず。

専業主婦でも、ワ―ママでも、子育て中のママでも、みんな同じです。人は毎日違ったスケジュールをこなし、心身のバランスも毎日違います。

しかし、ご飯を作ることは自分の仕事であり「毎日やらなければいけないもの」とされているため、葛藤に悩んでしまうものですよね。

この記事では、日々の生活に欠かせない「食事作り」に関するお悩みを軽くしていくための考え方をお伝えしていきます。

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主婦が飯を作りたくないとき、本当に頑張らなきゃダメ?

疲れた日、気持ちが沈んでいる日、忙しい日など、主婦にも毎日違った状況があります。しかし、そこで「ご飯を作りたくないときに、頑張って乗り切る方法」を考えていませんか?

「ご飯を作りたくない」という気持ちは、毎日一生懸命頑張り続けているからこそ増幅していく気持ちです。

そんなときに「頑張ってできるようにする」のは長い目で見たときに逆効果。「できないことはできない」と認めることや、より楽をする方法を考えることが、今後の主婦業をうまくやりくりしていくコツになります。

食事に関する「できて当たり前」を捨てる

主婦は毎日同じルーティンでご飯を作るのが当たり前、という考え方をやめてみましょう。主婦業はオンオフの切り替えがしにくいものです。

また、労働に対する報酬も得られません。毎日同じようにできて当たり前と考えるほうが、本来は不自然ではないでしょうか。

・ホルモンバランスによる体調の変化
・メンタルバランス
・仕事や子育てからくる疲労

これらを日々抱えつつ、家族の食事を用意する役割を担っているわけです。ご飯を作りたくないと思う日があっても当然。できて当たり前という考えを捨てるだけでも、心持ちは軽くなるのではないでしょうか。

食事に関する「〇〇じゃないとダメ」を捨てる

食事は三食バランスの良い献立を考えなければいけない。副菜をいくつか用意しなければいけない。夕食にレトルトやインスタントを使ってはいけない。

ご飯を作りたくないと悩んでしまう人には、必ずと言っていいほど食事や主婦業への漠然とした理想のイメージや、決まりを作っています。

「こうでなければいけない」というイメージはほとんど無意識のところにあるため、手を抜くにも抜き方がわからない……という方も少なくないでしょう。

そんな方は「頑張って乗り越えよう!」とするのではなく「思い切って手を抜いてみよう!」という体験を積み重ねていくことが必要です。

・思い切ってレトルトを使ってみる
・仕事帰りの夫にテイクアウトを頼んでみる
冷凍惣菜や出前を使う

こんな風に手抜きの練習をし、賢くラクする体験をしてみましょう。すると、ご飯が作りたくない日は無理しなくてもなんとかなる、ということが体感としてわかるようになり、うまく手を抜いたり食事にかける労力のバランスを取りやすくなったりします。

ご飯を作りたくない日の「逃げ道メニュー」を用意する

ご飯をどうしても作りたくないときのために、楽できる定番メニューを確保しておきましょう。

・調理不要の冷凍惣菜をストックしておく
・焼くだけ、煮るだけのメニューを用意しておく
・余裕のあるときに作り置きおかずを冷凍しておく

上記は一例で、方法はどんなものでもOK。どうしても料理したくない日のために、逃げ道メニューを用意しておくのです。

実は「どうしても無理なときは、あの方法に頼ろう」という気持ちの逃げ道があるだけで、毎日の食事作りへの負担を逆に感じにくくなることがあります。

これは「逃げ道がある」とわかっているだけで、ストレスが軽減し力を発揮できる心理効果に基づいています。メニューや方法は、ご自身や家族、子どもの好みにあわせて考えてみましょう。

家族にも、ご飯を作りたくない気持ちを受け入れてもらう

家族に対して「私にもできないときがある」と素直になることは、大切なコミュニケーションのひとつです。

完璧を求めて毎日頑張ってしまう親ほど、子どもに対して「がんばりなさい」「どうしてできないの」というプレッシャーをかけてしまうケースが多いです。

大人も子どもも対等に「今日は疲れちゃったんだ」「今日はどうしてもできないんだけどいいかな?」と素直さや弱さを見せることも、子どもにとっては救いや学びになるものです。

夫に対しても同じで、無理して頑張る自分を認めてもらおうとすると、すれ違いが起こりやすいです。できないこと、疲れていることを表明し、交渉したりお願いしたりすることも家庭生活を円満にする秘訣になることがあります。

主婦がご飯を作りたくないときは、手を抜くことに注力して

子どもが小さいうちは、せっかく用意しても思うように食べてくれなかったり、好き嫌いが激しくて何を作ったらいいかわからなくなったりすることもありますよね。頑張っているのに、報われないような気持が日々蓄積していくのは当たり前です。

個人的におすすめなのは冷凍惣菜 のストックです。数食分冷凍庫にあるだけで、気持ちの余裕が全然違います。

今の冷凍総菜は栄養管理士が監修していたりと、栄養バランスが整ったものが多く、子どもが食べても安心です。何より美味しいのでよく食べます(体験談)。

>>"冷凍惣菜"をご自宅まで宅配便でお届け!【ワタミの宅食ダイレクト】

食卓が華やかなことや、栄養バランスのとれた食事を作ることももちろん素晴らしいこと。
しかし、それ以上に大切なのは食事中の穏やかな雰囲気です。理想の食卓に自分を合わせていくのではなく、自分の生活や体調に作業や選択肢を合わせるほうが上手くいく場合もあるのではないでしょうか。

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