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初心者ママもランサーズで10万稼いだ方法。登録から仕事の探し方を画像付きで解説

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この記事を書いた人
chi93さん【育児コラムライター】

教育大卒で小学校・中学校・高校の教員免許を持っている、元小学校教員。現在は5歳の娘と3歳の息子をもつママさんライター。子供の教育・成長・発達といった情報を発信しています。「初等教育(小学校教育)」と「音楽」を専門分野としており、子育ての悩みを抱えるお母さん達へ、実践的な育児・教育方法をご紹介しています。

「子どもが小さい間は子育てに専念したい」と考えていても、少しの空き時間に収入を得ることができれば助かります。メルカリで売るものもないし、特別な技術もない…そんなときにおすすめなのが、ランサーズ。

スマホやパソコンの基本操作さえできれば、誰でも無料で始めることができます。特別なスキルがなくても、自分の子育て経験を踏まえた「生きた記事」を書く、ライターとしての仕事も多くあります。

今回は、幼児2人を育てながらランサーズで年収100万円を達成したわたしが、ライターとしての仕事の始め方を紹介します。

ランサーズの登録手順、仕事の探し方を画像付きで分かりやすく解説します。

また月10万まで稼いだステップアップ方法も後半で公開してきます。

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ランサーズって?

ランサーズはクラウドワークスやシュフティと同じ、「クラウドソーシングサイト」のひとつですが、なんのことかよく分かりませんよね。簡単に言うと、「仕事のマッチングサイト」です。

メルカリが「商品を売りたい人と買いたい人のマッチング」を実現しているように、ランサーズは「仕事を発注したい人と受注したい人のマッチング」を行ってくれます。

完全在宅、仕事時間も仕事量も自由に選べるランサーズでの仕事は、子育て中のママにぴったりです。

クラウドソーシング「ランサーズ」

まずはランサーズでメールアドレスを登録する

ランサーズで仕事を受注するために、まずは会員登録をしましょう。

>ランサーズに公式Webサイト

ランサーズのHPにアクセスしたら、「会員登録(無料)」または「プロフィール登録(無料)」をクリックします。

>クラウドソーシング「ランサーズ」会員募集(無料)

すると、メールアドレスの登録画面へ移行します。ここで登録するメールアドレスはクライアント(仕事を発注したい人)には伝わりませんから、プライベートなもので大丈夫。GoogleやYahoo!のアカウントをお持ちの方であれば、それを使用するとより簡単に登録できます。

もちろん、不安な方は仕事用のフリーメールアドレスを取得しても良いですね。ただ、クライアントからメールが届いたり、あなたにぴったりの求人が出たりした場合には、ここで登録したアドレスに通知メールが届きます。スマホと連携しておき、いつでも確認できる状態にしておいた方が良いでしょう。

入力したメールアドレスに届いたメールにある「メールアドレス認証を完了する」をクリックすれば、メールアドレスの登録は完了です。

ランサーズで使用する基本情報を入力する

メール認証が終わったら、いよいよ基本情報の登録に入ります。

・ユーザー名
・パスワード
・「フリーランス・副業・在宅で働きたい」にチェック

ここで入力するユーザー名は、ランサーズ上で「ID」として公開されます。複雑すぎたり長すぎたり、逆に単純すぎたりするものは避けましょう。

続いて、詳細情報の入力です。

・区分
・名前
・性別
・職業
・生年月日
・都道府県
・希望時間単価

「名前」欄には本名を入力しますが、「表示名に本名を利用する」にチェックを入れない限りは非公開ですので、安心してください。

「職業」には、エンジニア、デザイナー、翻訳家など、売り込みたい職種がある場合はそれを選択します。わたしのように「自分の子育て経験を生かした記事を書きたい」というママは「ライター」を選択しましょう。

「希望時間単価」ですが、フリーランスでの仕事は最低賃金が保証されていないため、ここに入力した時給は、あくまで「自分の中での基準」となります。後から変更することもできますので、あまり深く考えなくて大丈夫ですよ。

全ての項目を入力し、「次へ」をクリックすれば、会員登録は完了です。
とても簡単ですね!

「さっそくはじめる」をクリックすれば、マイページへ飛ぶことができます。

>ランサーズに公式Webサイト

プロフィールを設定して、ランサーズで仕事を始める準備をしよう

会員登録が終わればいつでも仕事をスタートできますが、仕事の受注率を上げるにはプロフィール設定が重要です。マイページの左上に表示されている自分のIDをクリックして、プロフィールの編集を行いましょう。

プロフィール編集画面へ行くと、まずは

・プロフィール写真
・ユーザー名
・希望時間単価
・表示名
・キャッチフレーズ
・自己紹介

を入力する欄があります。
プロフィール写真は自分の顔写真を登録するのが理想ですが、なかなかハードルが高いですよね。

そんなときは、横顔、後ろ姿、似顔絵イラスト、趣味に関するアイテムの写真などで対応すれば大丈夫です。デフォルトの画像からは変更しておいた方が、明るいイメージをもってもらえるでしょう。

表示名は、デフォルトではIDと同じになっています。IDには英数字しか使えないため、ひらがなや漢字を用いた名前を使用したい場合は、ここで設定しましょう。

キャッチフレーズでは、一番の強みをアピールします。「○○での勤務経験あり」「○○の資格あり」「現役子育て世代」といった客観的な強みだけでなく、「ていねいにやり取りします」「即レス即対応」「読み手の心に寄り添います」といった“心意気”のような強みも良いですね。

自己紹介では、キャッチフレーズを踏まえて、さらに自分のことを知ってもらいましょう。公開したくない個人情報を無理に書く必要はありませんが、少しでも情報が多い方が信頼感・安心感が生まれやすく、仕事の受注率も上がります。

ビジネス経験、資格、スキルなどについては、プロフィール編集画面のタブを変更することで詳しい入力が可能です。特にスキルは自己評価での入力が可能ですので、WordやExcel、WordPress等の知識がある場合は積極的に入力しておきましょう。

プロフィール画面の右側には
・本人確認に進む
・機密保持確認に進む
・電話確認に進む
・ランサーズチェックに進む

という4つの項目があります。これはクライアントからの信頼度を上げるために必要なチェック項目で、ここで入力した個人情報や電話番号等が公開されることはありません。

本人確認や機密保持確認が完了している人にだけ公開される案件もありますから、済ませておくことをおすすめします。

いよいよランサーズで仕事を始めよう!仕事の探し方と提案の手順

プロフィールの設定が終わったら、いよいよランサーズでの仕事始めです。
ランサーズで紹介されている仕事の種類は「プロジェクト方式」「コンペ方式」「タスク方式」の3つがあります。

ライターはプロジェクト方式での仕事がほとんどですので、ここではプロジェクト方式での手順を紹介します。

マイページ上部の「仕事を探す」欄から、適性がありそうなジャンルを選びましょう。ここでは例として「ライティング・ネーミング」を選択します。

左側の分類から、さらに細かな仕事検索が可能です。記事の執筆を行いたい場合は「ライティング」を選択し、記事が書けそうな案件を探してください。

わたしのように、「書くのは得意だけれど仕事にしたことはない」という人は、文字単価0.25円程度の安価な記事から挑戦すると、採用率が上がります。

ただ、安価な案件ばかりを続けるのは辛いため、そこで書いた記事を「サンプル」として残しておき、「わたしはこんな記事が書けるので採用してください」と付け加えて、文字単価の高い案件に挑戦していきます。

わたしの場合は、文字単価0.25円からスタートし、半年後に0.5円、1年後には文字単価1円~の案件で採用されるようになりました。焦らず、まずは採用率が高い、安価の案件に提案してくださいね。

(詳しくは後半に10万稼げたステップアップ方法を解説します。)

応募したい案件が決まったら、提案に必要な情報を入力していきます。
・提案
・添付ファイル
・計画
の項目がありますが、「提案」の内容を特に詳しく書きます。

クライアント様が自分のプロフィールを見てくれるとは限らない(提案の内容だけを見て合否を判断することがある)ため、経歴や実績、資格やスキルについても書きましょう。初めての提案では正直に「初めてです」と伝えたうえで、「子どもの頃から文章を書くのが得意です」「本を読むのが好きなので、語彙力があります」など、ポジティブな印象をもってもらえるような工夫を加えるのがおすすめです。

これまでに執筆した記事がある場合は、「添付ファイル」にWord等のファイルを添付し、合否判断の材料にしてもらいます。

計画については、クライアントの募集要項を確認し、単価や納期に間違いがないように入力すれば大丈夫です。

こちらに過去に実際に利用したメッセージのサンプルを掲載しています。参考にして初めてのメッセージを送ってみてください。

初めまして。○○と申します。
この度は子育てに関する記事執筆ということで興味をもち、提案させていただきます。
わたしは現在、5歳と2歳の2人の子をもつ母です。
教育大卒の小学校教員経験者で、子どもに関する知識にも自信があります。
教員時代の経験と、実際の子育て経験を合わせた、読者様の力になれる記事を執筆することが可能です。

過去に執筆した記事を添付しますので、選考に使っていただきたいです。

記事構成から行うこと、記事の分量、納品ペースも問題ありません。
小学校教員の経験を活かし、読む人に寄り添った分かりやすい文章を心がけます。
どうぞよろしくお願い致します。

提案が採用されれば通知が届き、クライアント様からコンタクトがあります。毎日チェックするようにしてくださいね。

初心者でもランサーズで稼げる

子育てしながら在宅で働きたいママにおすすめのランサーズについて紹介しました。会員登録手順や、仕事の探し方はとてもシンプル。特に複雑な行程もなく、誰でも無料で仕事を受注するチャンスがつかめます。

「興味はあるけれど…」と迷いながらこの記事を読んでくださったママもいるかもしれません。わたしも、登録の前には不安がありましたし、初めての提案はドキドキしました。ところが、思い切って一歩踏み出すことができれば、そこには新しい仕事との出会いがあります。あなたがもつスキルや経験を生かせる場所がありますよ。

ランサーズでは、ランサーズで仕事を行うワーカーのことを「ランサー」と呼びます。あなたもランサーになって、フリーランスでの活動をスタートさせてみましょう。

クラウドソーシング「ランサーズ」 >ランサーズに無料会員登録

ではここからは私が10万を稼いだステップを公開していきます。

同じようにステップアップをしてもらえれば、月10万も無理なく稼ぐことが出来ます。

ランサーズで初心者が10万稼ぐために実践した方法

在宅ワークを始めるときに一番気になるのは、やはり「どれくらいの収入を得られるの?」ということ。

仕事を受注できるかどうかという不安もありますが、フリーランスは最低賃金が保証されていませんから、毎日5時間書いているのにまったく収入が増えない…なんてことにもなりかねません。

ここからは、フリーランス歴1年半、現在の月収約10万円のわたしが、ママライターの収入事情やステップアップ法を解説します。

在宅ワークで収入を得たいけれど、家事や育児はやめられない

わたしがライターをめざした理由は、ずばり「家事育児をしながら稼ぎたいから」。当時、子どもは4歳と2歳で保育所にも通っておらず、外で働くのは難しい状況でした。

だからといって今から就職活動をして保育所を探して…というのも正直大変そう。そこで、家にいながら家事育児の隙間にできるライターの仕事に着目しました。

わたしは教員免許を所有しており、自身にも2人の子どもがいます。また、幼い頃から読書好きで、今でも小説を月5冊読み続けているほど。

「教育や子育てに関する記事ならば書けるかもしれない」と思い、挑戦することにしました。

まずは少量・少額からと割り切ってランサーズで受注

正直に言って、ライター経験のない初心者がいきなり月収10万円をめざすのは現実的ではありません。

わたしが最初に仕事を受注し始めたのは「シュフティ」というクラウドソーシングサイトでした。その名前の通り、在宅主婦ワーカーをターゲットにしたサイトです。そこでいわゆる「初心者歓迎」と書かれている案件は、文字単価0.2円ほど。今読んでいただいているこの記事が2000字ちょっとですが、この分量を書いて400円ほどでした。

たとえば、2000字の記事を1本書くのに2時間かかるとすれば、時給200円…。かなり厳しい現実です。そのため、仕事を始めた当初は月収5000円ほどでした。しかし、なんの経験もないのだから仕方ありません。まずは少量・少額からと割り切って始めてください。

ママライターとしてのランサーズでステップアップ

文字単価0.2円の仕事ばかりを受注していては、時間がかかるばかりで収入増にはつながりません。そこで大切なのが、タイミングよくステップアップを図ること。わたしは「ランサーズ」に登録しました。

こちらのクラウドソーシングサイトはフリーライターとして本格的に活動されている方も多く、文字単価の高い案件が多くあります。

その分、ライバルも多くなりますが、ここで使えるのが「過去に執筆した記事」。ランサーズで案件に提案する際、過去に執筆した記事を添付して「わたしはこんな文章が書けますよ、だから採用してください」とアピールすることが可能なのです。

この方法で、文字単価0.3円、0.5円と少しずつ高額な案件を獲得していきます。 フリーランス歴半年の頃には、月収2万円程度になりました。

強みを把握して、自分に合ったライター案件をランサーズ受注

文字単価1円をめざすには、自分の強みを把握する必要があります。わたしであれば教育ですが、美容、転職、保険、節約、英訳・和訳など、「これならば人よりも良い記事が書ける!」という自信があるジャンルを追求しましょう。
また、ランサーズでは、社員さんが直接募集をかけている案件があります。

このようなアカウントが募集している案件は、ランサーズ社が管理しているもの。挑戦できそうな内容であればぜひ提案してみましょう。

現在わたしは、教育関係の記事で文字単価1円~2円ほどの案件を受注しています。その他、ランサーズ社からの受注案件もあり、月収10万円程度になりました。

心身とのバランスを大切にしたライター生活

長く仕事を続けるために必要なのは、生活や心身とのバランスを大切にすること。特にフリーランスでの活動は時間的な束縛がなく、やろうと思えばいくらでもできてしまいます。

わたし自身も、仕事を始めたころはあまりの安価に焦り、仕事量を増やして収入増をめざした時期がありました。その結果、心身ともに疲れきり、1か月ほど仕事自体をお休みしなければならないことに。本末転倒ですよね。

心身を大切にすることはもちろん、日々の家事や育児も忘れることができません。無理をしすぎず、余裕をもったスケジュールを心がけてください。

収入があったら確定申告をが必須

ママライターでも、収入があれば確定申告が必要です。確定申告はWebサービスが最もコスパに優れているのでお勧めです。

「確定申告って大変なんじゃないの?」という方は、「やよいの白色申告」を利用してみましょう。初心者でも簡単に確定申告が可能です。

収入が少ないうちは白色申告で問題ありません。無料で利用ができるサービスとなっていますので確認してみてください。

また、収入が安定してきたら開業も視野に入れみてはいかがでしょうか。開業届を出して個人事業主になれば、税制面で優遇されます。わたしも昨年開業届を出し、個人事業主になりました。

確定申告も青色申告をすることで65万円の特別控除を受けられます。

以上、フリーランス歴1年半のわたしが、ママライターの収入事情とライターとしてのステップアップ法を解説しました。「学校行事の日は仕事をしない」「子どもの手が離れれば仕事を増やす」など、自由な働き方が叶うフリーランス。あなたも挑戦してみませんか?

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