子どもの学び・教育

【保育士おすすめ】3~4歳から「STEM教育」ができるおもちゃ4選

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この記事を書いた人
いしみほ さん【育児コラムライター】

社会福祉学を専攻し、保育士・幼稚園教諭の資格を持つ育児コラムライター。社会福祉学部では「家庭環境ごとの子どもへの支援の必要性」や「北欧各国の福祉と教育」を学んだ知見を活かしコラムを執筆。2人のお子さんを育てながら、執筆の他にハンドメイド作家(タティングレース、イヤリングなど)としても活動中。

国際的な最先端技術者を育てるために、今世界で注目されている「STEM教育」をご存知ですか?実はアメリカを始めとする多くの諸外国では今国家戦略としてSTEM教育に毎年大きな額を投資しています。

日本でもSTEM教育の重要性が注目されており、2020年からはこの流れの1つで小学校においてプログラミング学習も始まっています。

今回はそんな「STEM教育の重要性」「3~4歳から遊びながら学べるおもちゃ」を保育士の私からご紹介したいと思います。

「STEM教育(ステム教育)」とはそもそも何?

STEM(ステム)とはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)のそれぞれ頭文字をとって名付けられたアメリカ発祥の言葉です。
STEM教育とはこの4つの分野を総合的に学ぶことで「科学技術を発展させる人材を育てること」を目的としています。

「STEM教育」はこれまでの教育と何が違うの?

STEM教育は先に述べた4つの分野を総合的に学ぶことを重要視しています。この「総合的に」というのがポイントで、各分野の1つだけに秀でているということではないところが今までの日本の理系の教育と大きく違います。

理系の研究者や技術者というと私たちの多くは「1つのことを極めて研究している」という風にイメージしがちですが、今世界では1つのことを極めるだけでは国際的な競争には勝つことができません。

自分の得意な分野に加え、他の分野の知識も身に付け、他者と協力しながら「新しい技術をどう使っていくのか」「理想の世界を実現するためにどんな技術を開発すべきなのか」を考えることが国際的に広く求められています。

日本企業がガラケーのカメラや電池のスペックなど1つの分野を高めている間に、アップルは様々な知識を統合してiphoneという革新的なツールを生み出し、世の中のしくみさえも変えてしまいました。

もはや1つの分野を懸命に研究するだけでは国際社会の競争に勝つことができないことが証明された一例です。

STEM教育とはそうした国際社会で活躍する人材を育てるために重要な教育の1つなのです。

「STEM教育」を家庭で実践するにはオモチャがおすすめ

ここまでは何だか難しい話が続きましたが、とても簡単に言うと「子供の頃から科学・技術・工学・数学に興味を持てるようにする」というのがSTEM教育の1つの目的です。

しかし、自分のお子さんに向かって「よし、明日から科学を勉強しよう」といってもなかなか教え方も分かりませんし、大人から一方的に教えるというスタイルでは理系の分野で特に重要な「論理的思考」を身につけることはできません。

家庭でSTEM教育を実践したい場合は「子供が興味のあるおもちゃを遊びながら学ぶ」というスタイルがおすすめです。

【3~4歳向け】STEM教育に最適なおもちゃを選ぶポイント

理系脳を鍛えるおもちゃのポイントは先ほども述べたように「論理的思考」を身につけられるものを選ぶことが重要です。

これをもっと具体的に言うと「考える→組み立てる→試す→直す」という流れが自然とできるおもちゃを選ぶことで論理的思考は育てることができます。

さらに、幼児期は理系脳を鍛えることも大切ですが「手先の動きを鍛える動作」が含まれたおもちゃがおすすめです。手は第二の脳とも言われるほど、脳と繋がる神経がたくさんあるので、幼児期は手先を動かすことが脳の成長に大きく影響します。

そのため、タブレットなどでいきなりプログラミングゲームをさせるよりも、自分の手を使って組み立てるアナログトイの方が保育士としてはおすすめです。

STEM教育おもちゃで理系脳を鍛える

ここでは上記に述べた2つの点に注目しながら、3~4歳頃の幼児から遊べる理系脳を鍛えるおもちゃをご紹介します

【 STEM教育おもちゃ1】100てんキッズ ステップタングラム NEW

四角のケースの中に入った「タングラム」と呼ばれる分割された9つのピースを使って様々なシルエットを作るおもちゃです。
自分で好きなものを作る他に、かざぐるまや動物など子供が喜びそうな77種類の問題が収録されているので、遊びながら自然に試行錯誤をして問題を解いていく能力が養われます。

100てんキッズブランドの 図形の「選択」「構成」「分割」の感覚が効率的に身に付く タングラムです。

【 STEM教育おもちゃ2】 図形キューブつみき

「図形キューブつみき」は、くもんが作る知育玩具ブランドKUMON TOYが発売している知育玩具です。ブナ材のキューブが50個セットになったもので、キューブは国内で加工され、木の素材を生かしたカラフルな塗装が施されています。

パターンカードを見ながら問題を解くことができ、平面だけでなく、立体の問題にも取り組むことができます。問題は全部で36問、大人でも難しいものもあるので親子で一緒に楽しむこともできます。

さらに、通常の積み木としても使えますのでお子さんが小さいうちから長く遊べるのも嬉しいポイントです。

カラフルな立方体のつみきです。パターンカード通りに並べたり、積み上げたり。遊びながら図形感覚を育て、創造性を高めます。

【 STEM教育おもちゃ3】 ころがスイッチドラえもんシリーズ

子供たちが大好きなピタゴラ装置をドラえもんバージョンで楽しむことができます。
ブロックとスロープにプラスして「ひみつ道具スイッチ」というパーツがあり、他のボールを転がすおもちゃと違う動きがあるのがこのおもちゃの面白いポイントです。
ワープキット、ジャンプキットなど色々なシリーズがあるのでお子さんが興味を持ちそうなシリーズをぜひ見つけてみて下さい。

ブロックとスロープひみつ道具スイッチでコースを組んで、ゴールのドラえもんにボールを届けよう

【 STEM教育おもちゃ4】 学研のニューブロックプログラミング

ブロックを組み立て、なんと組み立てた作品に動きをプログラミングできるという画期的なおもちゃです。
このおもちゃのポイントは、付属のパーツを使ってプログラミングすることができることです。
ですから、多くのプログラミングおもちゃで必要なタブレットやパソコン、インターネット環境がいらず「小さいうちからスマホはちょっと」という親御さんにも安心してお使い頂けます。
小さいお子さんが長時間使っても安心ですし、初めてのプログラミング学習にもうってつけのおもちゃです。

【日本おもちゃ大賞2019エデュケーショナル・トイ部門 優秀賞】自分の作品に合わせて動かせる! 遊ぶほどに試行錯誤し、遊ぶ力・考える力を育みます。

幼児期はアナログトイ、小学校からはロボットプログラミングもおすすめ

いかがでしたか。今回はSTEM教育の重要性と幼児期から理系脳を鍛えることができるおもちゃをご紹介しました。
お子さんが小さいうちはアナログトイで理系脳を鍛えるのがおすすめですが、小学校に上がったら、実際にパソコンやタブレットを使ってプログラミングできる「ロボットプログラミング」もおすすめです。
興味のある方は下記の記事も一緒にご覧になってみて下さい。

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参考資料
https://www.kurume-it.ac.jp/future/stem-education
(このままでは日本が危ない?!STEM教育とSTEM型人材が求められている理由とは(久留米工業大学))

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