小学生の子供が仮病?学校を行きたくない子供に無理強いしない方法

小学生の子供が仮病?学校を行きたくない子供に無理強いしない方法

これって仮病?小学生が学校を休みたがるとき

小学生の中には、ときどき朝「お腹が痛い」「頭が痛い」などと理由をつけて学校を休みたがる子供がいます。しかし、いざ学校を休ませるとお昼前には元気いっぱい。お昼ももりもり食べて、テレビゲームをしたいとせがむなんてことも……。親にとって、このような様子をみると「仮病なのでは?」「嘘をついて学校を休むなんてどうなの?」と不安になりますよね。

しかし、本人が体調の悪さを訴える以上、無理強いして学校に行かせるのも少し違う気がして、そのせめぎ合いで悩んでしまう親御さんはとても多いです。
この記事では、小学生の子供の仮病についてのあれこれを深堀していきます。

小学校は勉強の遅れが心配!学校を休ませる基準とは?

小学校は、毎日朝早くから夕方までびっしりと予定が詰まっています。朝起きてなんとなく調子が悪い、活発に動けない気分……そんなこともあるものです。
休ませる場合は、以下のような点を基準に、その都度ご家族で話し合ってみましょう。

1.勉強の遅れがないこと

まず、勉強が著しく遅れていないか、授業についていくのに不安な教科がないかどうか、日ごろから把握しておきましょう。特に小学校の算数は、これからの学習の基礎中の基礎です。1日休んだくらいでは支障がないと感じられる様子なら、無理に学校に行かせず1日おうちで様子をみてみましょう。時間があれば、親御さんと教科書を読んだり、ドリルをやったりする時間を設けられるとよいです。

2.頻度に注意する

小学生が学校に行きたくないと訴えたとき、仮病を使っているかどうかは本人にしか分かりません。本人が「調子が悪い」という以上、親に「嘘だ!」と決定づけることはなかなかできないものですよね。
ただ、子供は知恵が働くため、一度仮病がまかり通るとその頻度は確実に増えます。時には親御さんが、毅然とした態度で接することも必要です。

・体調不良が続く場合、病院を受診しなければいけない
・何か病気のサインなのでは?と心配する

このように、子供の言うことを信じていることを前提に、子供の訴えに対して何かしらの措置を考えていることを伝えてみましょう。
親御さんが毅然とした対応をすることで、子供の中にやましい気持ちがあると「さすがに通用しないか……」とあきらめることもあります。

3.学校での様子・悩みに注意する

正直なところ、小学生が仮病を使うこと自体はそれほど問題ではありません。子供は自分の中の思いや悩みを、上手に表現できないことも多いです。

・学校で嫌なこと、苦手な活動がある
・先生との相性が悪い
・子供同士でのトラブルがある

このように、なんとなくぼんやりした不安を抱えていても「〇〇が△△だから不安で学校に行きたくない」という明確な説明ができないこともあります。
するとその不安が蓄積し、なんとなく朝調子が悪いように感じたり、学校に行かなくて済む手段を探したりします。
普段からお子さんと学校の話をして、人間関係や学校生活の漠然とした不安・悩みについて話せる環境を作っておくことも非常に大切です。
また、頻繁に登校を渋るときは、担任の先生にその旨を伝え、学校での様子に注意してもらったり、定期的な報告をお願いしたりすることもできます。

4.正直な気持ちを引き出す

親として知っておきたいことは、子供が本当に具合が悪いかどうかではありません。「子供が学校に対してネガティブな悩みを持っているのかどうか」という部分に注目してあげてほしいです。

そこで、仮病っぽいなと思ったときには、仮病を使ったことを叱るのではなく
「そんなに学校に行きたくない理由が、他にあるんじゃないかな?」
「怒らないから、正直な気持ちを言ってみて?」
というように、本当の気持ちを引き出しつつ、受け入れてあげるような姿勢も必要です。

ただ、突発的に子供が学校を休むとなると、親や兄弟の生活リズムや予定も狂ってしまうため、どうしてもイライラしてしまうものですよね。「この子はときどき学校を嫌がる日がある」ということをまず認識して、普段から心構えをしておくのも必要な対策といえます。

不登校になるのでは?不安になったときのアドバイス

どうしても、小学校を仮病で休むとなると「このままでは不登校になるかも?」「甘やかしてはいけないのでは?」という不安がよぎります。

しかし、よく考えてみてください。大人でも、朝起きてなんとなく調子が出ない日や、一日中イライラして何も手につかない日があると思います。疲労の蓄積や、日々のぼんやりとした悩みによって「今日は何もしたくないな」と思う日があるものです。
でも、そんなときにしっかり休んで自分の甘えを許してあげると、また次の日から頑張れます。逆に、自分の不調を無視して働き続けると、次第にもっと大きな疲労感やストレスを感じてふさぎ込みたくなったりします。

子供も同じで、小さなお休みをちょこちょこ与える方が、結果的に不登校につながりにくいという考え方もあるのです。実際に、私の子供は月に1回程度は「なんとなくお腹が痛い」という理由でお休みをすることがあります。

小学校を休みたいときは、無理強いしすぎず見守ること

学校は何が何でも行かなければいけない場所ではありません。「絶対に休めない!」という状況を強いるより、逃げ場があるという安心感を与えてあげることのほうが、子供が頑張れる秘訣になります。その頻度や学校での様子には十分注意して、見守るという選択も大切です。
何の疑問も持たず、毎日元気いっぱい学校に行ける子ばかりではありません。それぞれの気持ちや心の変化に注目して、甘えさせてあげることも必要な「教育」ではないでしょうか。

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