2人目の育児ノイローゼ?2人目育児は2倍働いてはいけない!?

2人目の育児ノイローゼ?2人目育児は2倍働いてはいけない!?

2人目の育児ノイローゼは、少し特殊です。その理由は、1人目育児よりも、母親が自分を責める場面が増えるため。育児にある程度慣れているはずなのに、どうしてノイローゼになってしまうのか、その原因を深く掘り下げ、改善するための考え方をお伝えしていきます。

1人目育児と2人目育児は、もっとも難易度が高い

1人目育児と2人目育児とでは、大変さの種類が全く違います。
それは「上の子の複雑な感情」について考えなければならないためです。3人以上子供のいるお母さんの中には「子供が3人に増えても、2人目出産後の悩みがいちばんつらかった」と話す人が非常に多くいます。

それは「上の子の孤独」に向き合って、出口のない悩みを抱える時間が増えることに原因があるのではないでしょうか。

1人目の育児では、お母さんが赤ちゃんにかかりっきりで面倒をみることができます。子供にさみしい思いをさせることも、それほどありません。ここには「母親としてしっかり愛情を注いでいる」という自信が自然に生まれています。
しかし2人目が生まれたとたんに、上の子はどうしても「嫉妬」や「寂しさ」を感じるもの。これは、仕方がない部分もあり、多くの母親が試行錯誤する部分だと思います。
しかし、上の子の赤ちゃん返りや精神不安定な様子を見て、母親は自分を責めることが増えます。さらに、下の子をほったらかしにしてしまう時間が多いことにも、後ろめたさを感じて自分を責めてしまいがち。2人の兄弟をほほえましく見守るつもりだったのに、実際は「均等に接することができない自分」を責め、ストレスを抱えます。育児にある程度慣れているはずの2人目育児でも、結果的にノイローゼに発展するケースが多くなるのです。

2人目で育児ノイローゼ多発?2倍働いてはいけない理由

子供が2人になったら、やることも2倍!そんな感覚が当たり前になっていませんか?育児ノイローゼを防ぐには、2倍になったやることを必死にこなそうとするのではなく、子供が増えた分だけやるべきことや、譲れないものを減らさなければなりません。

やることは2倍なのに、ひとつのことに集中できる時間は半分に

2人目が生まれると、1つのことに集中できる時間が激減します。上の子の話聞いて抱っこしてあげること、下の子の授乳やおむつ替え、座ってご飯を食べること、小さなひとつの家仕事をなし遂げること、全て中途半端になります。1人目育児でも、子供の面倒で自分のことや家事はおざなりになりやすいですが、2人目が生まれるとそれぞれの子供のことに集中できる時間も、ぐっと減ってしまうのです。そしてその中途半端な状況に、苦しさや罪悪感を覚えやすくなります。

2人目育児「みんなできている」という誤解

世の中のお母さんの多くが、当たり前のように複数の兄弟を育てている……この思い込みが、2人目の育児ノイローゼを加速させることもあります。
みんなができていることが、自分にはできないという劣等感や罪悪感。これは今すぐに捨ててほしいです。2人目育児といっても、その実態はさまざまです。毎日のように実家に手助けを頼める人、お金に余裕があって便利なサービスを躊躇なく利用できる家庭、夫が協力的でなんでもやってくれる家庭、子供たちが手のかからない育てやすい子であるなど……
その内容やバランスは実に多様で、自分の暮らしに他人の暮らしを当てはめて考えることはできません。何の問題もなく2人目育児ができている人には、サポートや母親の逃げ場があるからです。もしくは、表向きはうまくいっているけど、実際は深く悩んでいるケースもあります。2人目の育児がつらいのは、あなたがダメな母親であるとか、要領が悪いということではありません。

2人目育児ノイローゼは、上の子が5歳までが山場!

子供は、5歳前後にも反抗期があるといわれています。2歳前後第一反抗期と、思春期の第2反抗期の間にも、子供の心は微妙な変化が日々訪れており、それが反抗的な態度や言うことを聞かないなどの「反発」として表れます。
特に、2人目を出産する年齢差は、上の子が2歳~6歳までのケースがとても多く、子供のイヤイヤ期や反抗期と重なりやすいのも事実です。

上の子の赤ちゃん返りや反抗期、そしてやることの増加、休む時間の減少……
「完璧にやろう」とすることで心労がピークに達しやすく、さらに2人目育児ノイローゼが起こる可能性も高まってしまいます。

子供が増えたら、やるべきことを引き算しよう!

子供が増えても、大人の人手の数は変わりません。親として、そして妻としてできることには限界があると自覚しましょう。2人目育児が始まったら「2倍頑張ろう!」と思うのではなく、できることとできないことをしっかりと分けることが必要です。

もっとも大変なのは、子供が幼児期の間です。もちろん、子育ての悩みは子供がいくつになっても形や種類を変えて出現しますが、最初の数年間が心身ともにいちばん苦労するときです。この時期に「できること」「できないこと」の区別をしっかりとつけるようにしていくことが、今後の育児や生活を楽にする考えかたに繋がっていきます。

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