子供と離れたい?その気持ちに罪悪感をもたないで

子供と離れたい?その気持ちに罪悪感をもたないで

「子供と離れたい」「子供と一緒にいる時間を楽しめない」そんな悩みを抱えていませんか。

自分本来の理想の母親像は「子供がいちばんの幸せ」と感じる人。それなのに、現実はいかに子供を早く寝かせて自分の時間を確保するかや、子供を預けることばかり考えてしまう。そのことに対して「冷たい母親だ」「子供が愛情不足になるのではないか」と更なる不安を抱えてしまう人もいます。
この記事は「子供と離れたい」と思ってしまう方に向けたメッセージです。

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子供がいると、どんな状況でも心から休めない

小さな子供を抱えながら、自分の時間をもつというのは非常に難しいです。私自身「自分の時間をもちましょう」「しんどいと感じたら、子供を預けて休みましょう」と正論を言ってしまいます。しかし、なかなかそれができないもの事実ではないでしょうか。

朝早く起きて、ひとりでゆっくりコーヒーでも……と思えば、ベッドから抜け出た母親を求めて子供も一緒に起きてしまう。日中は家事や仕事に追われて、自分の好きなことを楽しむ時間もそんなにたくさん持てません。さらに、夜は疲れ切って子供と一緒に寝落ちしてしまうこともしばしばですね。そんな「母親と子供がべったり」という生活を長年続けていると、いざ子供を誰かに預けて自分の時間をもとうとしても、子供のことが心配で気になって、結局休んだ気がしない……なんてこともよくあります。

子供と話したくない?

子供と話したくない、離れたいと思うのは、脳が疲れているからかもしれません。子供と一緒にいるとき、私たち母親の頭の中はどうなっているのでしょうか。

子供との会話とキャッチボール

大人同士の会話と子供との会話を、キャッチボールに例えてみましょう。大人同士の会話は、キャッチボールが自然に何度も続きます。しかし、子供との会話は、ボールを投げるたびに落としてしまったり、落としたボールを拾いに走ったりしなければなりません。軽々と続けられるキャッチボールと、なかなか続かないキャッチボールでは、後者の方がストレスを感じますし、楽しさも減ります。子供の質問の意味がわからないこともあるし、説明するためにたくさんの言葉を選びながら話していますよね。子供がわかるように上手くつなげて、なんとか投げかけるというイメージ。常に子供に合わせてキャッチボールをしているので、疲れてしまうのはしかたがないことなのです。

「どう接するべきか」を常に考えてしまう

子供と一緒にいると「親として、子供にどう接するべきか」を常に考えてしまう節はないでしょうか。自分の一挙一動を「これでいいのかな」「本当はこういう対応はよくないんだろうな」そんな風に、常に「親」であることが、自分を苦しめている部分はないでしょうか。
親が子供に対してどう接するか、というのは確かに考えながら子育てしていく必要があるのですが、それがときに親子関係を難しくしてしまうこともあります。

子供と一緒にいたくないと感じるときに、大事にしたいこと

子供と一緒にいたくない、離れたいと思うときは、あなたが疲れている証拠です。しかし、その「疲れ」に加えて、親だから我慢して子供に付き合わなくてはいけないという二重のストレスがかかってしまうことも多いです。

子供と離れることに罪悪感をもたない

子供と離れること、自分を休めることに罪悪感をもたないでください。例えば、子供にテレビや動画を見せて、その間に自分が眠ること。離れたくないと泣く子供を実家に預けて、ひとりの時間を確保すること。こうしたことに、後ろめたさを感じないでください。

「子供をほったらかしにして、楽しんだり、休んだりしてはいけない」と思っている母親はとても多いですし、私自身もそう感じてしまうことがあります。しかし、そんな罪悪感のために自分を追い詰めて、二重のストレスがどんどん積み重なっていくことの方が問題です。

「子供」として見ず、適切な人間関係を築く

子供は確かに幼く、親がいないと泣いたり、不安がるそぶりをみせたりします。だから、少しでも離れることができないわけですよね。

しかし、子供はあなたの子供である前に「ひとりの人間」であり、家族です。もっと大胆な言い方をすれば、同居人です。

同じ屋根の下に住む人間が、疲れていたら「ちょっと、お母さんは疲れているから、そっとしておいてくれる?」と話すのはすごく大事なことです。小さなころから「お母さんはときどき休んだり、離れたりすることがある」と覚えさせることも必要ではないでしょうか。家族に対して、いつもいつも働きどうしでも平気な人だと思わせないことも、ひとつのやりくりの方法です。もちろん、子供だけでなく夫に対しても同様です。相手が子供であっても、まだ小さくても、親と子は「人」対「人」の人間関係であると教えていくことが自分を楽にするコツなのです。

母親が子供と離れることに罪悪感をもたないで

どんな職場でも、必ず「休憩時間」が設けられていて、就業時間とプライベートが分けられています。しかし、母親にだけそれが許されていないのは、とても不自然なことですよね。

子供と離れたい、子供と話したくないと思うことは、あなたに休憩時間が足りていないと知らせるサインです。そのサインを罪悪感で潰してしまわないように、気をつけてみてください。今、子供との距離感や接し方の方法を見直しておくことが、これから先の子育てでもきっと活きてくるはずです。