多すぎる習い事は、子供が「大変さ」を受け入れられない原因になる。

多すぎる習い事は、子供が「大変さ」を受け入れられない原因になる。

世の中には様々な「習い事」があります。ひと昔前では、「習字」「そろばん」などが習い事の定番でした。現在では、「英語」「プログラミング」などが少しずつ増えています。他にもタブレットなどを活用し、個人の得手不得手に対応することのできる学習系の習い事などもあります。様々な習い事がある中で、習い事とどのように関わっていけば良いのか親としては悩んでしまいます。習い事とどのように関わっていくことが子どものより良いにつながっていくのかについてまとめました。

習い事は学校での学習内容の影響を強く受けている

子どもの習い事には学校で教える内容が大きく影響を与えています。小学校はで令和2年4月から学習すべき内容が記されている「学習指導要領」が改訂されます。今回の改訂における目玉は「英語」と「プログラミング教育」です。
そういったことを受けて、「英語」と「プログラミング」の習い事をする子どもが急激に増えています。このように子どもの習い事は学校での学習内容の影響を強く受けています。
20年くらい前ですと、「習字」「そろばん」などに取り組んでいる子どもがたくさんいました。そういったものに取り組むことが減り、近年は「英語」「プログラミング」に取り組むことが増えています。
また、I C T機器の発達などにより、パソコンやタブレットなどを用いた在宅で取り組む習い事などが増えてきています。学習に関するものが多いです。以前は紙に書き込むやり方だった通信添削などがタブレットなどを用いたやり方に移行しているケースもあります。
運動系や芸術系はあまり流行り廃りは少ないようです。運動系では「水泳」、芸術系では「ピアノ」などが定番です。

習い事が多いことは良いこと?悪いこと?

習い事が多いことは子どもにとって「良いこと」なのでしょうか?それとも「悪いこと」なのでしょうか?
このことに関する答えは「その子どもによって違う」ということでしょう。習い事をたくさんしていることで、多くのことを学び、才能を豊かに伸ばす子どもがいます。しかし、逆にたくさん習い事をしていることがストレスになり、苦しい生活になってしまう子どももいます。
ただ一般的にはたくさんの習い事をして、余裕のない生活を送るよりも、精選された習い事に取り組んでいくという生活の方が良いでしょう。日々の生活の余裕の無さは子どもにも親にも様々な影響を与えます。
マスコミやS N Sなどで良いとされる習い事にいくつも通っているような子どももいます。1日に複数の習い事に行くような子どももいます。またタブレットなどを活用した通信制の習い事に取り組んでいる子どももいます。
そういった状況では、1つ1つの習い事から得られる学び(メリット)よりも忙しさによるストレス(デメリット)の方が多くなってしまうことがあります。習い事では、通うことや課題を仕上げることにそれなりの時間や労力を必要とします。
それぞれの習い事自体は良いものであることが多いですが、子どもが忙しいと感じるくらいの量になってしまうと習い事全体としてはその子どもにとってマイナスになってしまいます。

習い事は自分で選ばせた方が良い

子どもがどのようなタイプにせよ、どんな習い事をするのかどうかということは自分で選ばせた方が良いでしょう。これは習い事だけではないのですが、子どもに関する肝心なことを親が決めてしまうと何か失敗があった時に子どもが「親の決めた」ということを言い訳にしてしまうことがあります。
例えば、中学受験などがその典型です。もともと子どもは中学受験をしたいと思ってもいないのに、親の思いで中学受験をするというケースがあります。そういったケースでは、うまくいっている場合は良いのですが、うまくいかなかった際に大きなトラブルになることがあります。
もし自分で「受験をすること」や「受験する学校」を選択しているのであれば、友達が遊んでいる時に塾に行っていたことも、受験が結果として失敗になったとしても自分の責任になります。もしそれが親の決めたことであったとしたら、子どもは納得できず、非常に不安定な心理状態になってしまう場合もあります。
習い事に関しても同様です。忙しいスケジュールの中で時間のやりくりをしたり、課題に取り組んだりすることには努力を要します。そういった「大変さ」も自分が選んだことであれば、子どもとしても受け入れやすくなります。親に決められた「やらされている」感の多い習い事では、そういった大変さをそのまま受け入れることができなくなってしまうこともあります。子どもが簡単に投げ出してしまう可能性も高くなります。

今回、子どもの習い事の多さについてまとめました。生活全般が忙しくなってしまうことは、マイナス面が多いです。子どもの意志を尊重しながら、あまり多くない数の習い事に丁寧に取り組んでいくというやり方が望ましいでしょう。