子どもの学び・教育

子供の英語力が勝手にぐんぐん伸びる!家庭で英語への抵抗をなくす具体的方法

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この記事を書いた人
いしみほ さん【育児コラムライター】

社会福祉学を専攻し、保育士・幼稚園教諭の資格を持つ育児コラムライター。社会福祉学部では「家庭環境ごとの子どもへの支援の必要性」や「北欧各国の福祉と教育」を学んだ知見を活かしコラムを執筆。2人のお子さんを育てながら、執筆の他にハンドメイド作家(タティングレース、イヤリングなど)としても活動中。

「英語って家で身につけられるの?」
「英会話に通うのはお金がちょっと…」

2020年から小学校3年生から英語が勉強科目として加わることになりましたが、初めてのことで不安を抱えている親御さんも多いのではないでしょうか?

英会話教室に通うのも結構な費用がかかりますし、そもそも週一回で本当に効果があるのか疑問で悩んでいる方も多いと思います。

今回は小学校で科目として英語が始まる前に、家庭内でできる英語への興味付けについてお話していきたいと思います。

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子供の「英語への抵抗をなくす」ことが家庭学習の大きなメリット

英語の勉強は小学校で勉強が始まってからでももちろん遅くはありませんが、私が考える家庭での英語の興味付けの一番のメリットは「子供が英語を勉強し始める段階でスムーズに受け入れられるようにする」ことです。

子供は自分が「好きだ・得意だ」と思ったことは自分から進んで学習するものです。漢字が得意な子供は漢字ドリルばかりをやりたがり、計算が好きな子は算数のプリントに好んで取り組み、工作が好きな子は絵を描く宿題に喜びます。

しかし、反対に一度「嫌いだ・好きだ」と思ったことは克服することが難しいものではないでしょうか。運動が苦手だと思った子は体育が嫌いですし、音痴だと笑われた子は音楽の授業は進んで取り組みません。

家庭で英語に触れる一番のメリットは、いきなり英語学習が始まって戸惑ってしまい、早い段階で「英語は苦手だ」と言う意識を持たないようにしてあげることです。

子供が「英語は楽しい」「英語は得意だ」と思ってくれれば、後は親が何も言わなくても自分から進んで勉強してくれます。家庭での英語への興味付けはそういった感覚を育てる第一歩だと考えて頂きたいのです。

家庭でできる子供への英語興味付けの方法

では、英語をスムーズに受け入れられるようにするには、家でどのようなことをすればいいのでしょうか?実は難しく考える必要はなく、大切なことは子供が「楽しい」と感じる程度で英語を日常の中で加えていくことです。

子供の英語学習はアルファベットから

英語で最初に覚えるべきはやはり「アルファベット」です。アメリカのブラウン大学の研究でもアルファベットを読めるようになることで英単語や文章を読む力が育っていくことが分かっています。

私たち日本人も国語の勉強で最初に学習するのは「ひらがな」ですよね。ひらがなが書けるようになって初めて、文章を書いたり、本を読んだりすることができるようになっていきますからこれは英語も同じなのです。

ですから、まずは基礎となるアルファベットを覚えていきましょう。覚えるのが苦手だというお子さんは、クイズ形式で出題したり、市販のパズルなどを活用したりすると子供が楽しいと感じ易くなるのでおすすめです。

子供とCDやDVDで英語に触れてみる

子供は音楽が大好きです。私の子供達もまだ二人とも乳幼児ですが、テレビからお気に入りの音楽が流れようなら、謳って踊っての大騒ぎです。勉強という角度ではなく、こういった角度から英語に興味を持つと言うことはとても大切です。

私の友人の中にも「小学校の時、ラジオから流れてくる洋楽をきっかけに英語に興味を持った」という人がいます。彼はその後オーストラリアに留学し、今は英語を使って仕事をしています。

また、日本にいる外国人の友人たちも日本語に興味を持ったきっかけは「セーラームーン」や「ドラゴンボール」などのアニメをきっかけにしていることがとても多いです。

このような事例から考えても、子供が好きな音楽やアニメに英語を取り入れることは、英語への興味を引き出すには有効です。ぜひ、車の中だけでもいいので英語のCDを流してあげてみて下さい。

絵本で子供が英語を理解する力を養う

子供が好きな絵本に英語を取り入れるのも英語への興味付けには効果的です。なぜなら、絵本は子供が読めない単語や分からない言葉があっても、絵を見ることで意味を理解できることが多いからです。

例えば、犬と言う動物を説明する場合「耳がこうで、鼻の形がこんなんで、尻尾があってね…」と言葉で説明されてもピンとこないかもしれませんが、犬の絵を見せてもらうと「ああ、こういう動物か」というのが理解できると思います。絵というのは私たちにそれだけ簡潔に物事を教えてくれる部分があります。

ですから、読まれる単語が分からなくても、絵を見て何かを理解できれば、子供は聞こえる単語が何を意味しているか理解することができるのです。

「でも、私英語読めないし…」という方も心配はいりません。今はCD付きの絵本が数多く出版されていますので一度書店に寄って見て下さい。

また下記におすすめの絵本を3つ紹介していますので、選ぶ時の参考にしてみて下さい。

ビル マーチン,Jr. (著), エリック カール (イラスト), Bill Martin,Jr. (原著), Eric Carle (原著),
エリック ヒル (著), まつかわ まゆみ (翻訳)
レオ・レオ二 (著), 日本語語り 市原悦子 (その他), 谷川俊太郎 (翻訳)

子供の英語学習は無理強いは禁物!

今回は子供がどうすれば抵抗なく英語を受け入れてくれるかということをお話していきました。色々と書かせて頂きましたが、一番覚えておいて頂きたいのは、英語の興味付けはあくまで「楽しい」というスタンスを大切にして頂きたいということです。

タレントの千秋さんをご存知でしょうか?個性的なファッションやハンドメイド作家さんを集めたイベントなどでも活躍するタレントさんです。そんなちょっと奇抜なイメージもある千秋さんですが、彼女はかなり教育熱心で厳しい家庭で育ったそうです。

その中で幼少期にお母様から英語を強制されて英語嫌いになり、その後勉強も嫌いになってしまったというエピソードを明かしておられました。

せっかく家庭で英語への抵抗をなくそうとしても、それが逆効果になっては元も子もありません。

もし子供の興味付けに自信がない場合はキャラクターの幼児教材がおすすめです。子どもが自然に興味が湧くように作られており、楽しく英語を身につけられるものになります。無料サンプルなども貰うことが出来るため、まずは子供が興味を持ってくれるかを試すことが出来ます。

>ディズニーおすすめ英語教材サンプルはこちら

お子さんの楽しむ様子を確認しながら、無理強いせずにやってみて下さいね。

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